杉山 久実 インタビュー
パラダイス手書き文字
タイトル
杉山 久実

杉山 久実

年齢: 62歳

出身地: 徳島市

移住年: 2016年(関わりだして22年)

肩書: 合同会社すぎとやま 代表社員

居住地区: 福原

セクション1写真
見出し1

上勝町を初めて知ったのは、今から20年以上前に徳島市で環境系のシンポジウムに参加した時でした。
当時の上勝町の中学生がそのシンポジウムの際にゼロ・ウェイスト宣言を行ったんです。
それが結構衝撃で。ちょうどその頃、仕事関係で腑に落ちないことが多く起こっていたこともあって国外への移住を考えていた時だったので、「こんな宣言する素晴らしい場所が近くにあるでぇ!」と思いました。

次の週に早速上勝町に行ってみました。
町内の人とそのシンポジウムでの出来事を話していたら、ちょうどその場にゼロ・ウェイスト宣言をしていた子のお母さんがいらっしゃったことが発端でそこから上勝町との関わりが始まりましたね。
棚田のオーナー制度に参加したり、田んぼ作業をして温泉に入って帰るのがすごく良かったです。その温泉でゆこうや晩茶のことも知ってから町内の農家さんを紹介してもらって関わりが出来たり。それをお菓子の材料として使ってみたり。上勝町の人もお店にちょこちょこ遊びに来てくれていました。その頃は本当に上勝町に遊びに行くのが楽しくて仕方なかったです。時間の流れが違うよなぁと感じたり、すごく癒されていました。

中間画像A
セクション2写真
見出し2

そんな関わりをしているうちに、お菓子の製造で使用していた設備の調子が悪くなったりというきっかけでお店を続けるかどうか今後について考えているときに、偶然上勝町内の事業所から声を掛けていただき、引き受けることにしました。
まずは、夫が調理担当で上勝町で住むことに。それからは私も行き来することが増えて、ある時(株)いろどり(上勝町内のつまものを扱う会社)からアルバイトに誘われ、楽しそうなので引き受けました。

(株)いろどりでは、視察対応の補助をしたりしていました。そんな時に「なんかおもっしょいことしよう人が来るらしい!」という話があり、その時に出会ったのが木の繊維を使った和紙で布を作っている方でした。木から布を作るということに(株)いろどりの社長も興味を持っていて、「上勝町でもそんなことが出来たらいいよなぁー、でも誰がやるん?」という状態でした。(株)いろどりのスタッフはすでに手一杯だし...ということで、自分が協力隊としてブランドの立ち上げや商品開発をすることになりました。その時に住所を移して移住という形になりました。

協力隊になることや移住に関しては「やりたい!」という気持ちが先立つので、不安はそんなになかったです。
そこからは(株)いろどりで地域おこし協力隊として活動し、色々な方々と関わり助けていただきながらファブリックブランド「KINOF」が立ち上がりました。

中間画像A 中間画像B
セクション3写真
見出し3

3年間の協力隊任期を終える頃、合同会社すぎとやまという会社を立ち上げました。
現在は(株)いろどりのブランドであるKINOFの企画や運営のお手伝いをしています。その他KEETOという木を使った糸の販売やそれを使用した商品開発もしています。
身近にあるものを使って物を作ったり、作るために人に会ったりしているときが楽しいです。ワクワクします。あとは、新しいものに出会って「これってどうやって作ったんやろう?」って思う時とか。誰のためにとか、環境のためにとかではなく、自分がいいと思うこと、やりたいと思ったことをやっていますね。迷った時は、人としてどうか地球にとってどうかを考えます。

暮らしの方では、町営住宅に住んでいます。近くに畑も借りていたり、ちょこちょこ出役(ボランティアの草刈り)があったりしますが、近所との関わりも皆さん心が広いおかげで良好です。
家の周辺の環境が本当に良くて、家の目の前に広がるきれいに整備された畑の景色が特に好きです。その景色を見るたびに「(草刈りなど)ちゃんとせなあかんなぁ」とも思います。

2026年は「整える」をテーマにしているので、仕事の細々したことや生活も断捨離したりととにかく全て整えたいです。あとは、1ヶ月何も用事がない時間も欲しいかなぁ。きっとすぐ飽きるんだろうけど。

移住検討している方には「よぉ考えよ、もう一回考えてみ」と伝えたいです。都会につかれて田舎に移住したいなぁっていう人もいると思いますが、都会でうまくいかずに、田舎でうまくいくという甘え考えでは痛い目を見るかもしれません。あとは、新卒の方で仕事、田舎暮らしが初めての方にはあまりオススメはしません。自分が新卒の頃と今の新卒の方では時代が違うので考え方や感覚も違うかもしれませんが、色々ととまどうことが多いように思いますよ。

杉山 久実

1日の流れ

7:00 起床
8:00頃 朝食
9:30 勤務開始
17:30or18:00 勤務終了
そのあとは夜ごはん食べたり、家でのんびりするように心がけています。

 

締め写真
ほかのインタビューも読む
お問い合わせ お試し暮らし体験申込