こんにちは!ちはるです。
夏も終わり、すっかり秋の涼しさを感じる上勝町です🍂
今日は「タカキビの収穫をするよ~!」との声をかけてもらったので取材を兼ねて行ってきました!
行ってきたのは以前、田植えにも参加した「八重地」集落。
緑の小さな苗だったお米もすっかり大きく黄色く実り、重たそうに頭を垂れていました🌾
稲刈りもシーズン真っ只中!あ~~~新米が待ち遠しい!!!
今回収穫したのは「タカキビ」。お米と同じイネ科の雑穀で赤い実をつけます。
栄養素が豊富で、炊いたあとの見た目や食感が挽き肉に似ていることから「ミートミレット」とも呼ばれているそう。(これでハンバーグを作ったら分からないくらいらしい・・・!気になる!!)
ちなみに桃太郎でおなじみの「きび団子」もタカキビが原料なんですよ♪
向かった先で収穫作業をしていたのは、ソノちゃんとナオコさん!
ふたりとも町外・県外からの移住者で、今では町内の様々なお手伝いに駆け回るスーパーウーマン!
写真を見ても分かるようにタカキビはかなり背が高くなり、優に2mを超えるものがほとんど。
機械では難しいのですべて手作業で刈り取っていきます。
ふたりが穂先を刈り取り、わたしは残った茎の部分を刈り取っていきます。
刈り取ったものは穂先をそろえて束にして、藁で縛ります。
この縛り方がまた工夫があって面白くて!うまく文で書けないのでぜひ体験しに来てください(笑)
できた束を抱えて歩くこの後姿がなんとも良いなあ~と、わたしのお気に入り写真です^^
刈り取ったものは軒下で乾かします。
この実は鳥たちの好物のようで、大きくたくさん実ったものを収穫するのはなかなか難しいようです。
脱穀して食べられるものは食用に、その他はなんと「ほうき」にするのだそう!
ちなみにこちらが完成版。(くるくる工房で販売中!)
本来はもう要らないものとして捨てられるものが普段からとっても使える日用品に☆
カーペットなどの奥に入ったほこりなども掻き出してくれるという優秀品・・・!
今はこのほうきも作ることができるひとも少なくなってきているようですが、、、
なんと!今乾かしているタカキビでのほうき作りをワークショップ形式で開催予定だそうです!!
自分で作ったものなら愛着が沸いて掃除も(たぶん)楽しくなっちゃいますね!
ワークショップの日程等はまた詳細が分かり次第お知らせしますね♪
ちなみに!
わたしたちが収穫するより前の日に、より実りが多いタカキビは町内の子供たちが親子イベントで先に収穫してくれていました♪
その時の様子を写真で少しご紹介しますね(^v^)
地域の皆さん、保護者の方と力を合わせて子どもたちの背の倍以上あるタカキビを収穫です!
子どもたちも真剣・・・!
収穫した穂を運ぶのもお任せあれ!!
この日収穫したタカキビはこんなにたくさん実がついていました!すごい~♪
一仕事終えた後に食べるおやつは格別☆いつも外でみんな一緒にワイワイいただきます♪
※この日はお昼までのイベントでしたが、1日の場合はかまどやいろりを使って皆で一緒に作って食べることも☆
町内の子どもたちは保育園でも自分たちでお米や野菜を作ったり、休日はこのように町内で自然に触れる機会がたくさん。
都会ではなかなか経験できないことも、日常の一部として自分たちの手で体験しながら、食べ物のこと、自然のこと、地域のことを肌で感じられるこの環境はとても素敵だなあと思います。
このような親子体験など、イベントを企画するのは八重地にある茅葺民家「花野邸」を中心に様々な自然体験やボランティアを行う「かみかつ茅葺き学校」の皆さん。
現在は新型コロナウイルス対策としてイベント等の参加も町内在住者に限定していますが、また落ち着いたら町外の皆さんもぜひ遊びにきてくださいね♪
今週末はシルバーウィークですね!
皆さん、良い休日をお過ごしください☆
(筋膜ローラーというものにハマっています。それ何?と思った方は検索を!)
ちはるでした!