みなさんこんにちは!ちはるです!
少しずつ寒さが和らぎ、春の訪れを感じさせる今日この頃。
大好きな春を待ちわびている中でひとつ強敵が・・・
そう、花粉です・・・(◎_◎)
見渡す限り杉林に囲まれている上勝町。
じ~っと見ていると杉から黄色の粉が舞う様子が分かるほど。
私はもともと花粉症ではなかったんですが、上勝に移住してきたその年に見事に発症。
毎年この時期は大好きな布団干しもできず、悲しみに暮れています。。。
この時期上勝に来られる際、花粉症の方はお気をつけくださいね。
さて!久々のブログなわけですが!
今日は先日行ってきた上勝阿波晩茶の選別作業の様子をお届けします🍃
阿波晩茶といえば・・・!
この度、阿波晩茶が重要無形民俗文化財に指定されることとなりました!!
※重要無形民俗文化財・・・人々が日常生活の中で生み出し継承してきた無形の民俗文化財のうち、特に重要なものとして国が指定したもの。
発酵させて作るという製造方法が珍しく、日本の茶文化を知るうえで重要と評価を受けたとのことです!嬉しい!👏
晩茶については過去にもこちらやこちらの記事でもお伝えしてきましたが、
晩茶=夏場の茶摘みや製造がメインに取り上げられ、わたしも他の時期の作業についてはあまり詳しくありませんでした。
冬場は農閑期などと言われたりしますが、茶畑の整備をしたり、苗木を植えたり、選別をしたり・・・聞いているとやることは盛りだくさん!決してのんびり過ごしているわけではありません。
そんな中、タイミングよく「選別作業をするよ~」という声をかけてもらったので上勝阿波晩茶協会へ取材を兼ねて行ってきました!
今回声をかけてもらった「選別作業」、名の通り商品として出す茶葉と、他のモノ(茎や細かな枝、ゴミなど)を分けていきます。
お察しの通り、手作業です!!
茶葉に紛れて見逃してしまいそうですが、一掴みくらいの茶葉を薄く広げてみると意外にたくさん他のものが混ざっているのが分かりました。
地味な作業に思いますが、美味しいお茶を味わってもらいたいという農家さんの想いがこもった大切な工程です。
今自分の手元にある茶葉もこうやって手作業で選別され、手間がかかってることを知ると更に美味しく感じる気がします。
茎は茎だけで分け、茶葉とは少し違った風味が味わえる「茎茶」用に取っておくんだとか。
あまり出回らないのでこちらの味も気になります・・・!
粉のように散らばった茶葉が入っていると使いづらいですよね・・・
ということで、選別中、後に残ってくる細かい茶葉はそれだけで集めてふるいへ。
ふるいに残ったものだけまた選別します。
こういうところにも優しい心遣いが見えますね。
重要無形民俗文化財に登録されることになった阿波晩茶ですが、実は県内で気軽に飲める場というのは少ないんです。
そこで!!
阿波晩茶の魅力やおいしさをもっと広めたい、気軽に楽しんでもらいたいという想いから、
上勝阿波晩茶協会では県内のお店や施設を対象にお試しで茶葉100gを無料で配布するキャンペーンや、
発酵のために茶葉を漬けこむ桶のオーナー制度など、様々な企画を計画しています!!
そして、去年は開催することができなかった「上勝阿波晩茶祭り」も今年秋に開催予定です🍵♪
お試し暮らしの受け入れが再開になれば、滞在中に上勝阿波晩茶に携わる農業体験の受け入れも積極的に行っていく予定です🍵
この機会にぜひ「阿波晩茶」の魅力に触れてみませんか??
(小さい頃、シゲ○ックスという酸っぱいグミが大好きでした。久々に食べたくなって探し、無事ゲット。そうそう、このいかにも酸っぱそうなパッケージ!そして懐かしい味・・・!と、幼少の記憶に浸る)
ちはるからお送りしました!